経験は観る力を育てる
またスマホから。
今日は知人に誘われて札幌駅で飲み会してきました。無職で飲む酒はそこはかとない背徳感があってたまりません。
「経験は観る力を育てる」と仰々しくタイトルに書かせていただきましたが、単純にいえば「違いに気付く」ということです。
今日は戻ってきて初の札幌駅参上だったのですが、本州に出る前では感じ取れなかったであろう色々なことに気付きました。
「空気が冷たくて透き通ってる」
「水が美味しい」
「こんなに人少なかったっけ」
「案外スーツの人いないじゃん」
「本州だとあれが便利だったけどそういえば北海道には無いんだ」
とかそんな感じです。
つい2日前まで住んでいたところは蛇口を回せばカルキ味の水が出、外に出れば機械とたくさんの人間に囲まれて休まることのない日々。でも電車の本数は多く、色々なルートで行きたい所に手軽に行ける。
同じ日本でも、北海道とは違うところばかりでした。
こういう違いに気付けたのは、経験によるものです。腰を据えて本州に住んでいなければ分からなかったこと。
そういう意味では、「本州に出て一年半社会人を務めた」という経験は、行動次第で今後のぼくの人生に活きてくるでしょう。
そして思うに、自分の中にある「経験」が多ければ多いほど、様々な違いに気付くことができるようになるのではないかと思います。
上の例で挙げたのは、気候や人数など、目に見える簡単なものですが、どの場面においてもこれは真理であるような気がします。
仕事を辞めて時間の空いたところですが、この空いた期間を本当に「空白」の期間にすることなく、色々な「経験」で埋めていきたい所存です。
『愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。』とは言いますが。
適度に自信家であり、そうであっても自分を過信し過ぎないように気をつけます。
冬の訪れを感じながらつらつらと。