盂蘭盆会の日記
■盂蘭盆会
・盂蘭盆会とは
一般には、「お盆」と言われ、毎年7月13日から15日(地域によっては8月13日から15日)までの3日間祖先の 御霊 (みたま) をまつり、その冥福を祈る行事で、また「魂祭り」「お精霊祭り」とも言い、 その由来は「盂蘭盆経」というお経によっています。 (※①)
お晩です。お盆です。
お盆でした(過去形)。もう9月ですね。
■北へ
◎8/9(金)
平日なので通常どおり朝出社。
この日の夜の便で帰る予定だったのでスーツはハンガーに掛けたまま、この日の為に買ったビジネスカジュアルに身を包み、帰省アイテムの入ったリュックを背負って軽やかに出発。
職場の人が優しかったので、飛行機の時間に余裕を持って間に合うよう早退させてくれた。16:30に会社を出る。エレベーターで一人になったのでもちろん踊った。
成田空港に着くと、帰省の実感が沸々と湧き出る。
ショップで反復横飛びしながら帰省土産を選んでいると、あっという間に出発の時間になった。
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帰省した。北海道の冷たい空気が肌を撫でる。きもちい。
さてまずは、
よ り も い は い い ぞ
お手軽聖地巡礼。
色味が合っていないのと諸々のオブジェクトが違うせいで微妙にピンと来ないところだが、
上階のエスカレーターと植物の位置からここだろうと判断。
角度的には見えないが、下階のエスカレーターのところに、アニメ絵と同じように案内板も設置されている。
ほくほくしていたら終電を逃しそうになった。
◎8/10(土)
飼い犬の墓参りに行った。
忘れもしないゴールデンウィーク。
母親から連絡があり、そのことを知った。
「どうせお盆には帰るから」
そう思っていたのだが、後悔先に立たずはまさにこのことだった。
街中にあるペット用の礼拝堂に行った後、骨を埋めてある霊園にお参りした。
山奥にある静かな霊園で、流れる空気は淀みなく、安らかに眠れそうだった。
おやすみ。
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帰りは少し遠回りして藻岩山へ。
中腹駅まで車、そこからはロープウェイで山頂へ。
札幌の街並みとどこまで広がる地平線を見て、帰ってきたのだと改めて実感した。
自販機に "ミルクコーヒー" があったので光の速さで購入。
帰りは "なごやか亭" で寿司を食べた。
北海道最高~~~~~~~~~
◎8/11(日)
2日目。この日は大学時代の部活仲間と札幌で会う予定だった。
適度な時間(昼過ぎ)に起床して準備。
かつての趣味だったロードバイクに跨りいざ出発・・・
と行きたかったところなのだが、空気が抜けてタイヤがブニョブニョだった。
お前はいつからそんな腑抜けになったんだ。
先に近くのホームセンターで空気を補充。
その後は 油そば専門店『たおか』で俺のガソリンを補充。帰省のメシといえばこれよ。
玉子盛 670円。麺が温玉と絡み合いマイルドな味わい。
(玉子の入った料理はとりあえず「マイルド」と言っておけばそれっぽいの法則)
思い出しながら書いてると、食いたすぎてキレそうになってきますね。
ハイオク満タンで自転車を転がし、札幌のカラオケで皆と合流。
適度に歌った後は居酒屋へ。
後輩が美味しいお店を教えてくれたのだが、まさかの定休日だった。
仕方なくすすきの辺りでキャッチに引っ掛かり、流されるまま紹介された店へ行くことに。「キャッチ(受け手)」なのにグイグイ来るのでもはやピッチャーである。
店の質はあまり良くなかった。
まずお通しが出てこない。高い値段の割に味は普通。量は少ない。機械のような接客の店員。
会計伝票を見ると「お通し代」と図々しく書かれていたので物言いをつけて値切り。
「食ってないものに金なんか払えるか~~~~、え?今からお通しを?ムリムリ」
しめしめ。図々しさ全一は俺のものだ。
ちなみにこれはSafariでの「お通し」の検索候補。
「お通し 意味不明」。そうだね!
店の質は置いといて、地元の色んな話が聞けて楽しかった。(およそ8割はバカ話)
また会おう。
あと二度とキャッチには引っかからねえ
◎8/12(月)
再び札幌へ。今度は大学のゼミ同期2人とすすきのの牛角へ。
まだ大学にいたあのころから2年。
一人は札幌、一人は九州で仕事をしており、皆散り散りになっていたところを久々の会合だ。ぶっちゃけもう会わねえだろと思っていたところある。
お互いの仕事の話をしたり、共通の知り合いについて情報交換したりした。
そして酒を呑み、肉を喰らい、酒を喰らい、肉を呑んだ(パターン網羅)。
肉を焼いている最中、パッと店の電気が消えたので、
「誰かサプライズでもすんのかな?」と思ったが普通にブレーカーが落ちただけだったらしい。
明かりの無い中、炎を頼りに肉を焼いて食べる。
原始時代へ束の間のタイムスリップだ。
まあスマホでライト点けたんですけどね。
その後はみんなでレックウザ倒して帰った。肉の写真は忘れた。
◎8/13(火)
4日目。予定は2つ。
午前中は母校の大学へ。お世話になったゼミの先生に東京土産を置きに行くのと、後輩の様子を見に部室へ足を運ぶ。
絶賛改装中。
新校舎で暮らしてみたい人生だった。
いざゼミ室へ行こうとドアノブに手を掛ける。
開かない。
学生証を通さないと入れないことをすっかり忘れていました。
仕方がないので大学院に通っている同じ学科だった奴に任せた。
次は部室。
事前に後輩から「誰かはいる」と聞いていたので、ドキドキしながら部室棟へ入る。人見知りなので年下相手にもまどまぎどきまぎしてしまうのである。
部室をノックする。
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誰もおらんやんけ!!!!!!
仕方がないので、念のため持ってきていた付箋にメッセージを書く。
いつも座っていた席に久方ぶりに腰をかけ、文をしたためていると、
誰か来た。
ゆっくり顔を上げると、1つ上の先輩がいた。
「なんでお前がおんねーん!」
と芸人ばりにツッコみそうになるのを抑えて話を聞くと、
どうやらカメラのレクチャーを後輩に頼まれていたらしく、あとは「部室に行く」というぼくのツイートを見てエンカウントを目論んでくれたらしい。無事に会えました。素直に嬉しい。
ぼくは4年間在籍した部員ではあったが特に継承できる技術も無かったので、後輩に頼られる先輩や同期が正直羨ましくもある。
午後から遊ぶ予定の奴から連絡があった。
さらば学校。次はいつ行こう。
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この後は「人狼の民」、「全身緑ずくめ」と3人で遊んだ。
これまた大学時代の友人である。
帰省する前に「当日何しよう」と話した結果、
「家でボドゲしたりスマブラしたりして学生時代を思い出そう -汗と涙の青春SP-」
をすることに。
ボドゲは宝石をやりくりしたり、マグロを獲りに行って金を稼ぐゲームをやったりした。
宝石をやりくりするゲームは普通に負け、マグロを稼ぐゲームでは一生搾取された。
ダシも残らない程に。消費してないのに消費税100%取られるみたいな感じ。
またやりたい。
その後は酒飲みながらスマブラした。
あの小っちゃいコントローラーでやりました。これがswitchの正しい使い方。
コントローラも小っちゃい上に酒も飲んでるので自滅のオンパレードだった。
飲酒ブラ最高。
飲酒運転しそうになったらスマブラで抑えろ。
その後「全身緑ずくめ」は帰り、「人狼の民」と遅くまでお話しした。
こんなことしたのは本当に学生の時以来。
学校へ行って、部室へ行って、その後はゲームして酒飲んで夜まで話して。
本当に学生に戻っていたような気がする。
本当に久しぶりだった。嗚呼。
またやりたい。後半へ続く。 後半の内容が薄かったのでやっぱここで終わり。
━━━(参考)━━━
※①
※②
※③