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男もすなる日記といふものを、harumakiもしてみむとてするなり。

ラーメン記その1 ~どうとんぼり神座~ in川崎

■飢えた身体、そして楽園

 

電車のアナウンスが聞こえた。イヤホンを外し、そっと耳を傾ける。

 

「~線、-区間にて人身事故発生のためーーーー」

 

どうやら人身事故が起きて運転見合わせのようだ。

 

停止場所は京急川崎。川崎は目的が無い限り降りることはない。

お腹も減ったし、せっかくの機会だ。何か食べてから帰ろう。

 

振替輸送のJR川崎駅まで歩く。

何かないかと周りを見渡すが、目ぼしいお店は無い。

 

まあ別にいつ通りコンビニ飯でいいかと、どうせ大して期待などしていなかったと。

諦めて改札へと進む。

 

だが、

 

 

 

 

改札の前っ・・・!

見つける・・・! 店っ・・・!

 

 

 

 

 

しかも・・・!

 

 

 

 

 

ラーメンのっ…!

 

 

■満を持してラーメンのレビューを書きます

 

はい。ラーメンのレビューです。満を持して。

 

満を持して、ラーメンのレビューです。

 

ブログといえばラーメンのレビュー。

 

そうですよね?

 

 

というのも、

ブログを始める前、ぼくはチマチマとTwitterの方にラーメンレビューを書いていたのですが、Twitterには1ツイート140文字という制限がありますね。

 

これがまた煩わしい。もっと色々詳細に紹介していきたい。メンマのこととか。

そう常々思っておりました。

 

ブログを始めた理由としまして、

初めての記事で「書いて書いて文章力と発信力を養います」などと書き、

"やりたい仕事のため" という第一理由を、宣言させていただいておりますが、

 

第二の理由は

"ラーメンのレビューをゴリゴリ書きたかったから"

と言っても過言ではありません。

 

 

野望を、秘めたる力を、溢れる好奇心を、

 

今、解き放つーーー。

 

■どうとんぼり神座

JR川崎駅の改札前で見つけた

「どうとんぼり神座(かむくら)」

というお店に行ってまいりました。

 

お店の外に券売機。値段はパッと見、1000円↑くらいのものが多かった印象です。

「チャーシューラーメン」、「煮玉子ネギラーメン」、

へえ! 「こんにゃくラーメン」なんてのもある! ヘルシーそう。

 

しかし、「ラーメン」の文字が見当たらず。普通のラーメンは?

必ずトッピングが付くお店なのかな、などと考えていたら、見つけました。

 

「おいしいラーメン」¥750

お、おう。 強気ですね。

気圧されたぼくの指は「おいしいラーメン」へと吸い込まれていきました。

 

店内へ入ります。すると、店員さんが

 

 

 

 

「お一人様、グリーティングでーーーす!」

 

 

 

 

えっ

 

 

テーマパークかと思いました。

よく見れば店員さんもコック的な制服を着てらっしゃる。

厨房も丸見えでしたがかなり綺麗なご様子で他のお店とは雰囲気が違います。

 

ラーメン屋といえば、

・頭にバンダナを巻いたゴリゴリのおっさん店主

・油ぎったテーブルとキッチン

・内装が全体的に黒い

というステレオタイプがなんとなくあると思いますが、

コック姿をしたシェフが、綺麗な純白のお店でラーメンを出しておりました。

 

対極。ギャンブラーもびっくりの逆張りです。

 

ラーメン屋さんに行きたいお嬢様キャラ

「こんな汚いお店、入りたくありませんわ!プイッ」

みたいなことを言いますが、ラーメン通である主人公が

「あのお店ならもしかして・・・」

と彼女を連れて行き、

「あら、案外お綺麗ですのね。"おいしいらあめん" をいただけますこと?」

と言ってくれそうな感じです。

 

食券を渡し、程なくして、

ついにラーメンのお出ましです。

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おいしいラーメン

こういっては失礼かもしれませんが、

鍋の〆に食うラーメン みたいな見た目でした。

だって具に白菜豚バラ肉が入っているんですもの。これが らあめん ですの?

 

まずはスープをすすります。

程よいダシに薄味のスープ。あっさりの上に更にあっさりを重ねたあっさり系でした。

例えるなら、鍋の〆に食うラーメンのような味です。

 

次は麺。中太麺のプルプルしたちぢれ麺です。

程よい食感! これだよこれ!とウキウキしながら食べました。

 

続いてさっきから目に入る具の方たち。

まずは白菜。うん。

続いて豚バラ肉。ほう。

ここで一旦スープ。

そしてチャーシュー・・・

 

俺が食っているのは鍋か・・・?

錯覚してしまう程でした。誇張じゃありません。

 

総じて言うと、鍋の〆ラーメン でした。

 

ラーメン屋という概念を全てひっくり返したようなお店だったので、

「ラーメン屋でラーメンを食べた!」という感じがあまり無く、

正直満足度はあまり高くありませんでした。

 

ぼくの思う "概念"「王道」と表すならば、

"どうとんぼり神座" は「邪道」です。

ダークヒーローがかっこいい作品もたくさんありますけどね。

 

もしかしたら他のラーメンやサイドメニューには当たりがあるのかも?

 

■以上でレビューは終わりです

その①からそこそこ辛口なレビューになってしまいました。

お好きな方がいらっしゃいましたら、ほんとすみません。

こってり系にハマってる最近のぼくにはあまり合わなかったです。

 

最後に、

散々書いてますが、決して

「美味しくなかったわけではない」

ということはご承知おきください。

 

あっさり系がお好きな方、

オシャレでヘルシーにラーメンを食べたいという方にはドンピシャだと思います。

 

それではまた。