こっそり漢字検定を受けてきた
◆こっそり漢字検定を受けてきた
最近四字熟語にハマっていたのはこれのせい。
漢字検定を受けてきました。しかも忍びの如くこっそりと。
2級です。
この "漢字検定2級" という資格は、僕にとって因縁の相手でした。
■惜敗
数年前、高校生だったあの頃。
通っていた学校では一年に一度、漢字検定を強制的に受けさせられるカリキュラムが組まれていました。
当時の僕は漢字検定を「受けさせられるもの」として捉えていましたが、その強いられた状況でありながらも、過去に漢字検定4級を取っていた成功体験を思い出し、胸襟で静かなる闘志を燃やしていました。
級の選択をします。4級を持っているのだから順当に3級。
いや、それでは甘い。
準2級?フッ・・・・・。
2級だろうが。
相手にとって不足なし。
3級をそのまま受けるのでは物足りず、準2級と2級は合格基準が違うのみと当時聞かされた(実際はそうでもない)ので、もう一気に2級受けちゃおう、お金も浮くし!という魂胆でした。
配られた問題集をやってみても分からないところはほとんど無かったし、これはいけるだろうと思ったのですが、しかしながら試験結果は不合格。見事撃沈。点数は140点台後半~150点台だったと記憶しています。
2級の合格ラインは全体の80%程度の点数を取ること。200点満点なので160点を取らねばなりません。
ここで生じるは慢心。
「この点数なら次はちょっと勉強すればいけるな」
これは僕に巣食う悪癖の中でも、かなり厄介な方の存在です。中途半端に取ってしまったこの点数が怠惰を生むきっかけとなりました。
それが影響し、更に一年後に受けた試験もあえなく轟沈。一年前と同じような点数を取って同じように不合格に終わり、何も成長していないことを実感しました。
「あと10点上げるだけだったのに!」
■数年越しのリベンジ
そういう経緯があって数年越しのリベンジを果たしてきたのです。
「果たしてきた」といってもまだ結果は出ておりませんが。でも書き問題全部書けたしいけたんじゃないかなあ・・。
ここからはどういう勉強をしたか、書き留めておきます。
①新しい問題集は買っていません。
コスパよし。
②範囲の漢字を一文字ずつ書く
まずペンに慣れるところから。スマートフォンの弊害。
常用漢字を全て書くのは効率が悪いので、3級~2級あたりの漢字を復習しました。
「璽」「嚇」「塑」などなど、普段あまり見ることの無い、増して書く機会の無い漢字も多分にあります。そういう場合は複数回書いたりとか自由にやりました。
「璽」、お前本当に常用漢字なのか・・・?ってくらい難しい。
ひたすら書いて、間違って覚えていた漢字などを洗い出します。
恥ずかしながら僕の場合、「粛」の下の横棒が無かったりしました。衝撃。
③過去問を通しでやって、あとは四字熟語
過去問を通しでやってみて傾向を掴み、どこを勉強すればよいか決めます。
以下は各大問の内容です。
(一)読み 1点×30問
(二)部首 1点×10問
(三)熟語の構成 2点×10問
(四)四字熟語 2点×15問
(五)対義語・類義語 2点×10問
(六)同音異義語の書取 2点×10問
(七)誤字訂正 2点×5問
(八)送り仮名含む書取 2点×5問
(九)書取 2点×25問
やるべきは
(四)四字熟語 。
配点高い、問題数多い、で勉強効率が非常に良い。それに加え、四字熟語は知識を予め付けていない状態だと点数が取れません。逆に言えばそれ以外の大問は、日常生活で触れる場面があるのと、想像や予想で補えます。一応(二)も知識問題ですが、配点がカスなので捨て問です。
勉強時間の7割は四字熟語に費やして、飽きたら別の問題をやる、というルーティーンで勉強。下記サイトの四字熟語をひたすら解きまくりました。
ありがとうございました。
■結果は一ヶ月後
漢字検定のお勉強でした。
自分でもなかなか効率よく勉強できたんじゃないかと思っていて、せっかくだから書き留めておこうと思った次第です。まあまだ結果出てないんですけどね。一ヶ月後に届きます。頼む。
ノートはしまってあった新品のジャポニカ学習帳を使用しました。
24歳男性がジャポニカ学習帳で勉強してるところを想像してみてね。
(ニート期間中の経歴に色付けする目的も、無きにしも非ず。)
━━━(参考)━━━━━━━━━━━━━━━━
①
②