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男もすなる日記といふものを、harumakiもしてみむとてするなり。

泣いた話

 

■自分語り

更新止まってるので。ネガティブ記事。

 

 

気分が落ちてる話。自分語りです。

 

自分語りして何が悪い。俺のブログだ。

 

 

■そば食ってたら泣いた話

 

去年度。詳しい日付は覚えていないが、平日で仕事をしていたことは確かだ。

そしてその日は会社で決められている『定時退社デー』だった。

 

 

 

今日は早く帰れる。

連日遅くまで残業していたぼくにとっては、休みでもなんでもないただの"定時退社"だったが、疲弊した心を癒すのには十分だった。正確にはその週の残りの出勤日を頑張れるということだが。

 

当時のことはよく覚えていないが、何かと会社で色々あって悩んでいたような気がする。ホッとしたのと共に、帰ってからの予定を考えていた。

 

 

帰り際に外食して、汚い部屋の掃除をして、久しぶりに本腰いれてゲームして。

 

 

そんなことを考えていた。

 

 

 

 

定時間際。残念ながらそう上手くはいかない。

幻想は潰え、あっという間に時刻は21時だった。

 

きっと家に帰っても掃除のやる気なんて湧くはずもないし、仕事のことがチラついてゲームもまともには出来ないだろう。早く寝なければ明日に響く。

 

 

でも、ご飯だけはちゃんと食べて帰ろうと思った。

 

 

帰り際、蕎麦屋に寄った。

 

割引券があったはず。そう思って財布を見ると期限がちょうど1日前で切れていた。

 

 

しばらく待っていると外国人の客が2人、自分の向かいに座った。正面の客の顔はすりガラスに遮られて見えない。

 

 

向かいの客に出される水。

 

 

そういえば水を貰っていない。

 

ここで自分の存在を忘れられていることに気が付いた。

でもここで癇癪を起して店員にキレ散らかせば、いよいよ救いようのないクズだ。

 

 

抑えて、店員を呼ぶ。

蕎麦と天丼のセットを頼んだ。あと水も。

 

 

 

待っている間は、次の日の仕事のことを考えた。

ため息が出た。

 

 

蕎麦と天丼が来る。割りばしを取って、ご飯と天ぷらを口へ運ぶ。

何の天ぷらだったかは覚えていない。

 

あまり味は感じなかった。

 

そう感じた瞬間、気持ちが溢れだして涙が出た。

 

500円そこらで済ます普段の食事と比べれば、1000円前後の高い夕飯。

奮発して、少し時間のかかるご飯を選んだというのに。

 

やるせない気持ちでいっぱいになった。

 

 

割引券は期限切れ。

店員に忘れられ、水が出ない。

あまり味を感じない。

 

 

人生を左右するどころか、大した損失があるわけでも無い。

 

 

ほんの些細なことだ。

それなのに、こんな簡単に涙が出るとは自分でも思わなかった。

 

 

次の日は普通に仕事に行った。

 

 

■今

 

今は明日の仕事に行くか悩んでいる。ずる休みしたい。

 

実は前にもどうしても行きたくないと感じてずる休みしたことがある。

4か月くらい前のことだ。

 

 

4か月前ならそろそろまたずる休みしてもいいかな。

 

「みんなそんなもんだろう」と悪魔の囁きを反芻して眠ろうと思う。

眠れるかは分からない。