炬燵を出した
◆炬燵を出した
炬燵を出しました。ぬくい。
ぼくの部屋には自室に炬燵があります。というか我が家にはぼくの部屋にしか炬燵が無い。
確かニトリで買ったもので、夏の間は布団を取り外して普通のテーブルに、
冬の間はテーブル本体と天板の間に布団を挟んで炬燵に、
という便利な一品です。
「今出したの?」というご最もな意見があるかと思いますが、
何分面倒くさがりでして、時間がかかってしまいました。
炬燵セッティングの手順としては、「①天板を外して②布団を敷いて③天板を戻す」の3ステップだけなのですが、この①が非常に面倒くさい。
何故ならテーブルの上には物があるから。しかもただ物があるわけではありません。
基本的に自室で生活をしている時は、私はこの炬燵テーブルの前にいるのですが、そうなると自然と物が増えてきて、定位置もどことなく固定されてきます。
そんな物たちを一旦どかさなければならない。この行為がとても悔しい。
例えるならば、立てたトランプタワーを自分で崩すようなものです。
そうやってずるずると月日が過ぎ、気付けば2020年。
ようやくの思いで炬燵の設置が完了いたしました。
先日来客があったのですが、その時は炬燵を設置していなかったので、まだこの炬燵の中にはぼくしか入っていません。
桃鉄の独占と同じくらい気持ちいい。
今日も炬燵のスイッチもONにし、傍らのヒーターを点け、ぬくぬくしながらアイス(パルム)を食べました。北海道人ならではの過ごし方を満喫した日でした。
■申し訳程度の調べものコーナー
せっかく炬燵の話題を出したので、ちょっとだけ炬燵の起源についても調べてみました。
室町時代からあったそうです。
囲炉裏に灰を被せ、その上に足の付いた台を置き、さらにその上に布団や服を被せて使ったのが起源だそうです。「やぐら炬燵」と呼ぶらしい。
上記は囲炉裏が床と同じ高さの場合ですが、囲炉裏を床より低い位置に置いたものが「掘り炬燵」になりました。
また、小さめの火源と櫓で、そのまま持ち運びできる「置き炬燵」も登場。これが現代の炬燵に一番近いかと思われます。
ちなみに当時は火をエネルギーとしているので、そのまま布団が燃えて火事になることもよくあったらしい。火事と喧嘩は江戸の華。
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炬燵のお話でした。
ちなみに自室に設置したその日は炬燵で寝落ちしました。
自堕落な生活を送りすぎかとも思うのですが、実際これは環境が良くないだけで、ぼく自身が悪いわけではないので問題ありません。
━━━(参考)━━━━━━━━━━━━━━━