『ゲーマー』って何だ?
ようやくパソコンを取り出しましたので、そこはかとなくしっかりした記事を書こうと思います。
『ゲーマー』という概念についてです。
昨今「ゲーム障害」などしばしば話題になっておりまして、デリケートな内容なので、ちょっと怖いところもありますが、頑張って書く。
項目の■を2つ分くらい書きますので、読んでくだされば幸いの極み。
■考えるきっかけは先輩の一言
先日、仕事を辞めて北海道に帰ってきたので、大学時代の知り合いが「退職おめでとう」の談合をしてくれるとのこと。(退職という事柄が「おめでとう」案件なのかは置いといて)
数人で一人の家に集まり、ほどなくして、先輩の一人が「テトリスをやろう」と提案なさる。
「(俺の華麗なるTスピンダブルを見せてイキろう)」などと考え、Switchのぷよテト体験版で4人対戦しました。
少し逸れますが、Switchぷよテト体験版は、ぷよぷよかテトリスの好きな方を選んで、4人対戦で遊べます。もちろん無料。冷静に考えてやばい。
戻します。
ぼくは、テトリス猛者の集まる対戦ウェブサイト「Tetris Friends(テトリスフレンズ)」という場所で、少しの間じっくり腰を据えてテトリスをプレイしていました。
特に強いプレイヤーではなかったのですが、そこである程度実力をつけていたので、知り合いや友達とやると気持ちよく勝てるくらい。
スマブラや格ゲーでもよくある †地元最強† というやつです。
そんな "ちょうどよくイキれる" 実力だったので、その談合でもぼちぼち勝てていたところ、先輩が一言。
「harumakiは ゲーマー だから負けるのはしょうがないな~」
その場は一笑い起きてそれで終わったのですが、今になって独りで疑問が沸き上がってきました。
俺って『ゲーマー』を名乗れんのか?
『ゲーマー』ってなんだっけ?
スマブラ界隈でも
「企業スポンサードされたらプロゲーマーでしょ」
「実力が伴っていなければプロゲーマーとは言えないだろ」
「大会とかに出ていなくてもストリーマーとしての結果があれば良いんじゃない?」
などなど、プロゲーマーの基準について議論が沸いていたと思いますが、
その前に『ゲーマー』ってなんだっけ、と壁にぶち当たりました。
『プロゲーマー』以前に『ゲーマー』が何かよくわかっていなかった・・・。
ちょっと考えてみます。
公的な定義が決まっているものではないので、結論づけるのは難しいところではありますが、自分なりの考えをまとめます。読んでくださっている皆さんも、良ければまとめてみてください。
ようやく前置き終わりです。あと■1個分くらいお願いします。
■何をどこまでやってれば『ゲーマー』か
『ゲーマー』。
ゲームを英語で書くと 「Game」。
これに接尾辞の r をつけて 「Gamer」 。
直訳すると「ゲームをする人」。
つまり『ゲーマー』とは「ゲームをする人」のことである!
ー 完 ー
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そうは問屋が卸さねえ~~~~~~~~
広義では「じゃんけん」もゲームに該当するので、これでは人類のほとんどが『ゲーマー』になってしまいます。
一口にゲームといっても様々な種類があります。
「コンシューマーゲーム」、「PCブラウザゲーム」、「スマートフォンゲーム」、「ソーシャルゲーム」、「アーケードゲーム」、「アナログゲーム」などなど。
「スマートフォンゲーム」と「ソーシャルゲーム」で、定義が曖昧なところですが、
・スマートフォンゲーム →「パズドラ」「モンスト」など、課金とガチャ要素があり、且つプレイヤーが複雑なゲーム操作を行うもの
・ソーシャルゲーム →「怪盗ロワイヤル(モバゲー)」「ガールフレンド(仮)」など、課金とガチャ要素があるが、複雑な操作を行わないもの(表示されるボタンを押すのみ、など)
上記で進めさせていただきます。
「アナログゲーム」は、ややこしくなりそうなので除外します。平たく言って「機械を使うゲーム」に対象を絞ります。
それでは本題。
『ゲーマー』という基準について、
ここで重要なのは
"技術介入度" と "頻度"
です。
●Ⅰ.技術介入度
技術介入の度合いについて。
「技術の介入するゲーム」をプレイする人は、『ゲーマー』である。
どのようなゲームが「技術の介入するゲーム」なのか、例を引っ張ってきますと、
・「スマブラ」(コンシューマーゲーム)
プレイヤーがコントローラーで、思考に基づいた複雑な操作を行い、画面内のキャラクターがアクションする。
→ "技術介入アリ!"
プレイヤーが思考に基づいたパーティ編成を行う。加えて戦闘画面において、思考に基づいた複雑な画面操作を行い、ゲームを進める。
→ "技術介入アリ!"
・「怪盗ロワイヤル」(ソーシャルゲーム)
プレイヤーによる画面操作はあるが、戦闘シーンなどにおける複雑な操作はない。
→ "技術介入ナシ…"
ぼくの中では上記のとおりです。ミソは "複雑な操作" 。
プレイするゲームに、思考に基づいた複雑な操作があるかどうか。
これを用いると、
パズドラを普通にプレイしている場合は、
技術介入があるため、「『ゲーマー』である」ことになりますが、
思考の必要がないリセマラや周回作業をしている場合では、
技術介入のない "作業" を行っているため、「『ゲーマー』である」とは言えません。
ただ、抜け穴的な例外としましては、
「周回作業用のパーティやデッキ、チャートを組む」ことは、
思考に基づいた行為であるとし、その場合は「『ゲーマー』である」と言えます。
RTAというプレイスタイルは、その極致であると思います。
●Ⅱ.頻度
残りの重要な要素は、単純にプレイ頻度。
「頻繁にゲームをプレイする人」は『ゲーマー』である。
感覚的な話になりますが、ぼくは「月8日」程度ゲームをしていれば『ゲーマー』であるかなと思います。
「平日は学校や仕事が忙しくてできないけど、休みの土日はゲームをする」といったシチュエーションです。
また「プレイ頻度」に似た要素として、「プレイ時間」がありますが、こちらはある程度まとまった時間以上であれば、あまり関係ないように思います。
毎日30分プレイするライトスタイルでも、毎日8時間プレイするプロ並みのヘビースタイルでも、ゲーマーはゲーマー。
肝心なのは総プレイ時間よりも、「どのくらいの間隔でゲームをプレイしているか」です。
逆に「一年に2,3回しかゲームをやらない人」をゲーマーと呼ぶには、いささか違和感があるように思います。
本来こういう感覚的な部分では、アンケートを取るべきなのかと存じますが、労力と人望の関係で割愛します・・・。
■つまるところ
すみません。まとめ分の■がもう一個ありました。
結論を述べますと、
ぼくが思う『ゲーマー』の基準は二点、
Ⅰ.「技術の介入するゲーム」をプレイしている
Ⅱ.頻繁にゲームをプレイしている
となります。
以上です。
当ブログは自身のチラ裏日記も兼ねてますので、小エピソードを交えて書かせていただきました。味を変えるために適当にフリー素材も噛ませてみましたが、まとまりが無くて、根拠の薄い文になってしまったかな、まあでもこんな感じかな、と思います。
意見を述べることに関して、立場や持論を曖昧にするのは甘えだと思いましたので、結構強気な語り口になってしまいましたが、冒頭でも述べましたとおり、ホットな話題なので少し怖いです。かなりビビってます。
こと「怪盗ロワイヤル」ユーザーの方、本当にすみません。
駄文失礼。精進します。