『人間失格』を読んだので
◆ 『人間失格』を読んだので
単語帳シリーズです。
『人間失格』を読みました。
現世にも人間失格なヤツ多すぎてあんまり笑いごとじゃないね。
■あ!
▼1.頗る (すこぶる)
普通の程度をたいそう超えているさま。非常に。たいへん。
少し。わずか。ちょっと。
→皮!部首は「けがわ」らしい。あと相反する意味が併存しててややこしい
▼2.晦渋 (かいじゅう)
言葉や文章がむずかしくて、意味や論旨がわかりにくい・こと(さま)。難解。
→晦渋のバラード
▼2’ .晦 (つごもり)
みそか。つごもり。陰暦で月の最終日。
くらい。くらます。
→意味をくらます ってことか。晦日は月の最終日で大晦日が一年の最後なのね。
▼3.転輾 (てんてん)
ころがること。回転すること。寝返りを打つこと。
巡り移ること。
くるくる変わって一定しないこと。
→パソコンの変換だと「輾転」で出てくる
▼4.呻吟 (しんぎん)
苦しみうめくこと。
特に創作の上で、よいものを作ろうと苦労すること。
▼5.practical
実際的な、実践的な、(事を処するのに)現実的な、実務向きの、手際のよい、働きのある、実用一点張りの、散文的な、実用的な、実際に役に立つ
→英語に弱い
▼6.霹靂 (かむとき/かみとき/へきれき)
かみなり。いかずち。雷鳴。雷が激しく鳴ること。落雷すること。
また、大きな音が響き渡ること。
▼7.操行 (そうこう)
道徳的な面からみた、ふだんの行い。素行。品行。
▼8.対蹠 (たいしょ/たいせき)
向かい合わせた足の裏のように、二つの物事が全く反対の関係にあること。正反対。
▼8’ .蹠 (あしうら)
あし(足)。あしのうら。
ふむ。踏みつける。
▼9.エホバ
▼10.妙諦 (みょうてい/みょうたい)
すぐれた真理。
→言い得て妙 みたいな?
▼11.嫩葉 (どんよう)
新芽の葉。わかば。
▼12.鏤める (ちりばめる)
金銀・宝石などを、一面に散らすようにはめこむ。
また比喩的に、文章のところどころに美しい言葉などを交える。
▼13.白痴 (はくち/たわけ)
精神遅滞の最も重度のものをいった語。
▼14.脂下がる (やにさがる)
雁首を上に向けて、反り気味にキセルをくわえる。
得意になってにやにやする。気取る。
→しみちゃん。
▼15.蚯蚓 (きゅういん/みみず)
貧毛綱の環形動物の総称。
▼16.形貌 (けいぼう)
すがた。かおかたち。容姿。
▼17.敢然 (かんぜん)
思い切って物事を行うさま。
▼18.憮然 (ぶぜん)
失望・落胆してどうすることもできないでいるさま。また、意外なことに驚きあきれているさま。
※近年、「憮然たる面持ちで」とした場合、「腹を立てているような顔つき」の意味で使われることが多くなっているが、本来は誤り。
▼19.primitive
原始の、初期の、太古の、昔の、原始的な、未開の、幼稚な、素朴な、古風な、旧式の
▼20.肺浸潤 (はいしんじゅん)
胸部 X 線写真で、境界不鮮明な陰影がみられること。肺結核・肺炎などの肺疾患によって起こる。
肺結核の古い呼称。
▼21.吝嗇 (りんしょく)
ひどく物惜しみする・こと(さま)。けち。
▼22.糟糠 (そうこう)
酒かすと米ぬか。転じて、粗末な食べ物。
値打ちのないもの。つまらないもの。
▼23.糟糠の妻 (そうこうのつま)
貧しい頃から共に苦労を重ねてきた妻。
▼24.脛に疵持つ (すねにきずもつ)
昔犯した悪事などを隠している。自分の身にやましいところがある。
▼25.情死 (じょうし)
愛し合っている男女が、合意の上で一緒に死ぬこと。心中。
▼26.伎倆/技量 (ぎりょう)
物事を行ううまさ。腕前。手なみ。
強くてたくましいさま。
▼27.prostitute
売春婦、金銭のために品性を落とす人
▼28.冷汗三斗 (れいかんさんと)
強い恐怖感を抱いたり、恥ずかしい思いをして、からだ中から冷や汗が流れること。
「一斗」は約十八リットル。「三斗」は量の多いことを誇張していったもの。
▼29.聯想/連想 (れんそう)
ある事柄から、それと関連のある事柄を思い浮かべること。また、その想念。
▼30.男妾 (おとこめかけ)
情夫として女に養われている男。
→髪結いの亭主 だ
▼31.アブサン
苦よもぎを主として,その他若干の香料を 70%ぐらいのアルコールに浸漬して造ったリキュールの一種。
▼32.怜悧 (れいり)
頭のはたらきがすぐれていて、かしこい・こと(さま)。聡明。
▼33.怜悧狡猾 (れいりこうかつ)
悪賢いこと。怜悧は賢いさま、狡猾はずる賢いさまを意味する表現。
▼34.遵奉 (じゅんぽう)
法律・命令・教えなどを尊重して、これに従うこと。
▼35.悪辣 (あくらつ)
非常にたちが悪いさま。やり方があくどいさま。
→「辛辣」とかでも見るこの漢字たぶん一回も書いたことない
▼36.古狸 (ふるだぬき)
年をとったタヌキ。化けたり人を化かしたりするとされる。
年をとって、経験を積み、悪がしこくなった人。
▼37.亜流 (ありゅう)
第一流の人に追随し、それをまね、独創的でなく劣っていること。またそういう人。エピゴーネン。
▼38.蟾蜍 (せんじょ/ひきがえる)
ヒキガエルのこと。
《「後漢書」の伝説から》月の中にいるというヒキガエル。転じて、月のこと。
▼39.疥癬 (かいせん)
疥癬はヒゼンダニ(疥癬虫、Sarcoptes scabiei)が皮膚の最外層である角質層に寄生し、人から人へ感染する疾患である。
→かゆくなるらしい。
▼40.微醺 (びくん)
ほんのりと酒に酔うこと。ほろよい。微酔。
▼41.縄目の恥 (なわめのはじ)
捕らえられて縄をかけられる恥。
▼42.舅/姑 (しゅうと)
▼43.サナトリウム
療養所。
特に、空気の澄む郊外や高原・海浜などに設けられる結核療養所をさすことが多い。
→名取さなってこれか
■以上
以上です。
今回は50個もいかずに済みました。
次は『銀河鉄道の夜』で書くと思います。もう読み終わってるので書くだけ~。
━━━(参考)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
①
②
③
④