"カイロ"を漢字で書くと?
■"カイロ" は日本語
3月でまだまだ寒さが残る時期、いかがお過ごしでしょうか。
みなさんは "カイロ" 使いますか。
私は親に送ってもらった使い捨てカイロを、部屋が寒い時などにシャカシャカ使っております。
「今日はカイロについてでも書くか」と思い立ち、
私の座右の銘である "調べものをする時はまずwikipedia" に従って「カイロ Wiki」と検索バーに入力してエンター。
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???
いや多いなカイロ。
えーっと、「懐炉」。 ふむ、これだな。
・・・え!
カイロって漢字で書くと「懐炉」!?!?
今日一番の驚きでした。
基本的にカタカナ表記なもんだからてっきり外来語か何かかと・・。
■江戸時代にもあった"懐炉"
現代でよく見る使い捨てカイロは、袋の中に入った鉄粉を酸化させた時の発熱を利用しています。「鉄は酸化するとき熱を発する」、これは学校で習った覚えがあります。
ですが、現代でよく見るカイロなんてものは江戸時代にありません。
ではどうやって暖を取っていたのかというと、「温石(熱した石)」といわれる物を使っていたそうです。
囲炉裏や焚火などでカンカンに熱した石を、布にくるんで懐に入れて持ち歩きます。「懐に入れる炉」でまさに懐炉ですね。
それから大正時代では、
灰を燃やして金属の容器などに入れて携帯する「灰式カイロ」、
明治時代では、
白金を使ってベンジンを気化させ、その際に発せられる熱で暖を取る「ハクキンカイロ」、
といったようにカイロの形態が変化していき、昭和時代に現在の形になりました。今は鉄なのにちょっと前まではプラチナ使ってたんだ・・。
■カイロ色々
「使い捨てカイロ」というからには、充電式や上述した灰式カイロなどのように「使い捨てじゃないカイロ」もあります。
でも持ってる人や、実際に使ってるところを見たことは無いんですよね。使ってる時は懐に隠してるはずなので、見たことないのは当然かもしれませんが。
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色々な形がありますね。
「カイロ = 使い捨てカイロ」というイメージでしたが、今日はその固定観念が崩れた日でした。
最後に私がお世話になっている、貼らないタイプの使い捨てカイロ「ホッカイロ」の写真を上げておきます。
カーチャンは10枚入りパックを2つも送ってくれました。
カーチャンありがとう!
━━━(参考)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●2 桐灰 暖かさとともに100余年
カイロのすべて カイロの歴史
●3 中国の科学技術の今を伝える SciencePortal China
大学生が発明・手動発電式カイロ 国家特許を獲得